以前より寝ている時間が増えて、気づくといつも同じ向きで横になっている。立ち上がるまでに時間がかかり、肘や腰の骨が出ている部分が気になってきた。そんな変化が重なると、今の寝床のままでよいのか迷うことがあります。
床ずれ対策のマットは、やわらかければよいというものではありません。自分で寝返りを打てるか、自力で起き上がれるか、粗相で寝床が濡れることがあるかによって、確認したいポイントが変わります。
ここで扱うのは、フローリングに敷いて歩行を助ける滑り止めマットではなく、老犬が横になって休むための床ずれ対策・介護用マットです。歩く場所の滑り対策は「老犬用滑り止めマットの選び方」で扱っているので、目的が違う点を先に整理しておきます。
マット選びより先に受診したい状態
皮膚に赤みがある、傷ができている、出血やにじみがある、触ると痛がる、においが強くなった、急に悪化したというときは、マットを替えて様子を見る前に動物病院へ相談してください。
皮膚の変化の見分け方やケアについては「老犬の床ずれのサインとケア」で詳しくまとめています。
老犬用床ずれ防止マットを選ぶ目安
- まだ自分で寝返りできる/沈み込みすぎず、寝返りや起き上がりを邪魔しにくいもの
- 寝ている時間がかなり長い/体圧分散と通気性を確認する
- 自分で姿勢を変えにくい/十分な広さと介助しやすいフラット型
- 粗相がある/カバーだけでなく中材まで洗えるか確認する
- 大型犬/サイズだけでなく厚みと底付きしにくさを確認する
- 赤みや傷がある/マットだけで様子を見ず動物病院へ相談する
老犬用床ずれ防止マットは「今できる動き」から選ぶ
同じ14歳のシニア犬でも、自分で寝返りを打てる犬と、体勢を変えるのに手を貸す必要がある犬とでは、寝床に求める条件が変わります。年齢だけで決めず、今どこまで自分で動けているかを起点にすると候補を絞りやすくなります。
自分で寝返りできるか
まだ自力で向きを変えられる犬では、体が深く沈むマットが動きにくさにつながることがあります。やわらかさだけを見るのではなく、寝返りするときに体を動かしやすいかも確認したいところです。
まだ自分の力を使える犬では、沈み込みすぎず、寝返りや起き上がりの動きを妨げにくいものが候補になります。
自分で起き上がれるか
自力で起き上がる犬は、前足や後ろ足を使って体を支えます。寝床が大きく沈み込むと踏ん張りにくくなることもあるため、表面の安定感や足元の滑りにくさも確認しておきたいポイントです。
同じ向きで寝ている時間が長くないか
横になっている時間が長くなると、肩や肘、腰まわりなど、下になっている部位へ圧がかかり続けやすくなります。体圧を一か所へ集中させにくい構造か、長時間使ったときに蒸れにくいかを確認します。
粗相や尿漏れで寝床が濡れることがあるか
介護中は、寝心地と同じくらい手入れのしやすさが重要です。カバーだけ洗えるのか、中材まで洗えるのか、洗ったあとに乾かしやすいかを確認します。洗っている間に使うカバーや予備の寝床まで考えておくと、清潔な状態を保ちやすくなります。
大型犬なら底付きしないか
縦横のサイズだけでなく、厚みや構造も確認します。体重や寝姿勢によっては、薄いマットでは床の硬さを感じやすいことがあります。愛犬が横向きで足を伸ばしたときに体が収まり、寝返りする余白も取れるかを見ておきましょう。
| 愛犬の状態 | 重視したいこと |
|---|---|
| 自分で寝返りできる | 沈み込みすぎない・動きやすい |
| 寝ている時間が長い | 体圧分散・通気性 |
| 姿勢を変えにくい | 広さ・介助しやすさ・体圧分散 |
| 粗相がある | 中材洗浄・防水・乾きやすさ |
| 大型犬 | サイズ・厚み・底付きしにくさ |

老犬用床ずれ防止マットおすすめ6選を比較
シニア犬や介護中の犬向けに販売されている6商品を比較します。掲載順は単純な性能ランキングではありません。愛犬が今どこまで動けるか、粗相があるか、洗いやすさをどこまで重視するかによって適した候補は変わります。
| 商品名 | こんな犬に | 構造・反発性 | 中材のお手入れ | 防水・撥水 | サイズ展開 | 主な購入先 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Petio zuttone 床ずれ予防ベッド | 持ち手で寝返りや移動を介助したい犬 | 2層構造ウレタン(特殊+硬質) | 芯材は拭き取り/洗濯機不可 | 明確な表示を確認できず | 小型・中型・大型の3種 | Amazon・楽天 |
| エムールねどっこ 3D Fiber 介護用マット | 蒸れやすく、中材まで洗いたい犬 | 3Dファイバー(ポリエチレン) | シャワーで丸洗い可/洗濯機不可 | 明確な防水表示なし | L・XL・SLの3種 | Amazon・楽天 |
| PEPPY アルテア体圧分散マット | 自力で姿勢を変えにくく、痩せてきた犬 | 低反発+高弾発の2層構造 | 中材は洗濯不可/カバーは洗濯可 | 専用防水カバー別売 | S・M・L・LLの4種 | Amazon・楽天 |
| ホームナースpet | 通気性や丸洗いのしやすさを重視する犬 | PTB立体構造織物 | シャワーで丸洗い可 | 水を通す構造/防水ではない | 複数サイズ展開 | Amazon・楽天 |
| 帝塚山ハウンドカム ペットケアマットNEO | 高反発で沈み込みを抑えたい犬 | 東洋紡ブレスエアー(高反発) | 中芯はシャワーで水洗い可/カバーは洗濯機可 | 明確な表示を確認できず | SS・S・M・Lの4種 | Amazon・楽天 |
| スリーププラス ペットケアマット | 粗相への手入れ方法を選びたい家庭 | 3DアレルAir(高反発・硬め) | カバーの種類により異なる | レザーカバーに撥水加工 | S・M・Lの3種 | Amazon・楽天 |
※2026年8月時点でメーカー・販売ページに掲載されていた内容をもとにしています。仕様や取扱い状況は変更される場合があるため、購入時は販売ページの最新情報をご確認ください。
老犬用床ずれ防止マットおすすめ6選
Petio zuttone 老犬介護用 床ずれ予防ベッド|総合的に選びやすい定番候補
寝返りや室内での移動を人の手で介助する場面が増えてきた犬に、まず比較したい候補です。小型犬用・中型犬用・大型犬用が用意されているため、体格に合わせて選びやすくなっています。
メーカーの商品説明によると、芯材はやわらかめの特殊ウレタンと硬質ウレタンを重ねた2層構造。厚みは小型犬用が約4cm、中型犬用が約5cm、大型犬用が約6cmです。適応体重は小型犬用が15kgまで、中型犬用が25kgまで、大型犬用が35kgまでと案内されています。
特徴的なのは四隅の持ち手です。寝返りを補助するときやベッドごと位置を変えたいときに使えます。抗菌・アンモニア消臭加工のマットタオルも付属しています。
洗える範囲には注意が必要です。マットタオルとベッドカバーは中性洗剤で軽く手洗いし、芯材は固く絞った布で拭き取る方法が案内されています。洗濯機や乾燥機には対応していません。粗相が続いている場合は、防水シーツなどを組み合わせて寝床全体を管理する方法も考えておきたいところです。
- 向いている犬/介助で寝返りをさせている犬、体重に合わせてサイズを選びたい犬
- 慎重に考えたいケース/中材まで丸洗いしたい家庭、35kgを超える犬
エムールねどっこ 3D Fiber 介護用マット|通気性と中材の洗いやすさ重視
寝具ブランドのエムールが扱う介護用マットで、中材にはポリエチレン製の3Dファイバーが使われています。細い繊維が立体的に絡み合った空洞の多い構造で、通気性を確保しやすい点が特徴です。
サイズはL・XL・SLがあり、大きなサイズも用意されています。大型犬や足を伸ばして横になる犬では、体がマットからはみ出さないかを確認して選びます。
お手入れの方法が分かりやすいのも特徴です。カバーは取り外して洗濯でき、中材はシャワーなどで丸洗いできます。中材は洗濯機には対応していません。粗相などで中まで汚れたときに水洗いできることを重視する家庭では、比較しやすい候補です。
一方で、防水マットではありません。尿を通さないことを目的にする場合は、商品仕様を確認したうえで防水シーツなどとの併用も検討します。仕様変更が行われることもあるため、サイズやカバー構造は購入時の販売ページを確認してください。
- 向いている犬/通気性を重視したい犬、中材まで洗いたい家庭、大きなサイズを探している家庭
- 慎重に考えたいケース/薄さや硬さが愛犬の体格・痩せ具合に合うか確認したい犬
PEPPY アルテア体圧分散マット|体圧分散と寝心地を重視したい犬に
PEPPYが扱う日本製の介護向けマットです。商品説明では、じんわり沈む低反発ウレタンと、沈み込みすぎを抑える高弾発素材を重ねた2層構造として案内されています。
サイズはSが40×60cm、Mが50×75cm、Lが60×100cm、LLが100×150cmで、厚さはいずれも7cm。今回比較する商品のなかでは厚みのあるタイプです。サイドにはカーブがあり、横になった体がずれにくい形状になっています。
座面には固綿マットが使われ、商品説明では踏ん張りや寝返りにも配慮した構造とされています。ただし、年齢だけで選ぶのではなく、愛犬が今どこまで自分で寝返りや起き上がりができるかを見て判断したいところです。
洗えるのはカバーで、中材は洗濯できません。粗相がある犬向けには専用の防水カバーも別売されています。まだ自分でよく動く犬では、沈み込み方が動きを妨げないかも確認して選びましょう。
- 向いている犬/自力で姿勢を変えにくくなった犬、厚みのある体圧分散マットを探している家庭
- 慎重に考えたいケース/まだ活発に寝返りや起き上がりをする犬、中材まで洗いたい家庭
ホームナースpet|蒸れにくさと通気性を重視
芦屋バティーズが扱う日本製のマットで、メーカーでは動物病院との共同開発商品として案内されています。主素材は特殊ポリエステルの立体構造織物で、内部に空気を含む構造が特徴です。
厚みは3cmと比較的薄いタイプです。通気性を確保しやすく、まだ自力で起き上がる犬でも候補になりますが、体格や痩せ具合によっては底付き感がないか確認したいところです。
シャワーなどで丸洗いできるため、汚れたときにマット本体を洗いたい家庭にも向いています。尿を溜め込まず下へ通す構造のため、防水マットではありません。尿漏れがある場合は、マットの下へシーツを敷く使い方が案内されています。
マットを噛んだり引っかいたりする犬では、表面を保護するカバーも検討します。介護中は通気性だけでなく、寝姿勢や体格に対して厚みが足りるかも合わせて確認してください。
- 向いている犬/通気性を重視したい犬、まだ自力で立ち上がる犬、丸洗いしたい家庭
- 慎重に考えたいケース/体重があり骨の出っ張りが目立つ犬、床側を濡らしたくない家庭
帝塚山ハウンドカム ペットケアマットNEO|高反発と洗いやすさのバランス
中芯に東洋紡のブレスエアーを使った日本製のマットです。低密度のソフト層と高密度のハード層を重ねた2層構造で、高反発タイプとして販売されています。
Mサイズは使用時が約65×92×厚さ7cmで、二つ折りにできる構造です。ラインナップはSS・S・M・Lがあり、愛犬の体格や寝姿勢に合わせて選べます。
中芯は取り出してシャワーなどで水洗いでき、カバーは洗濯表示に従って洗濯機で洗えます。中芯は洗濯機ではなく水洗いし、風通しのよい日陰で乾かします。乾燥機の使用は避けるよう案内されています。
確認した商品ページでは、防水・撥水についての明確な表示は確認できませんでした。粗相が多い犬では、防水シーツなどを組み合わせる前提で考えると管理しやすくなります。
商品名や販売ページによって「一般用」と「介護用(老犬用)」が分かれている場合があるため、購入時は対象商品を確認してください。
- 向いている犬/沈み込みを抑えたい犬、中芯まで洗いたい家庭、厚みのある高反発タイプを探している家庭
- 慎重に考えたいケース/防水性を重視する家庭、低反発タイプを探している犬
スリーププラス ペットケアマット|価格と手入れのしやすさで比較したい人に
寝具店のスリーププラスが扱うペット用マットです。中材には3DアレルAirと呼ばれるポリエチレン樹脂の高反発素材が使われています。
S・M・Lのサイズ展開があり、大きなサイズも選べます。厚みや寸法が愛犬の体格に合うか、横向きで足を伸ばした状態を基準に確認します。
カバーには仕様の異なるタイプがあります。撥水加工されたレザーカバーは汚れを拭き取りやすく、洗えるタイプのカバーも用意されています。粗相への対応を「拭き取り中心」にするか「洗えることを優先するか」で、選ぶカバーを変えられる点が特徴です。
一方で、通気性や蒸れにくさはカバーの素材によっても変わります。粗相への対応だけでなく、愛犬が長時間横になったときの状態も見ながら選びましょう。
- 向いている犬/高反発タイプを探している犬、粗相後の手入れ方法を選びたい家庭
- 慎重に考えたいケース/蒸れやすい犬、厚みや硬さが体格に合うか確認したい大型犬
迷ったら愛犬の状態別に候補を絞る
6商品を比較しても、愛犬に合うものがどれか迷うことがあります。ここからは、現在の動きや介護状況から候補を絞ります。
まだ自分で寝返り・起き上がりができる
まだ自分で寝返りや起き上がりができる犬では、沈み込みすぎず、自分の力を使いやすいタイプが候補になります。ホームナースpetや帝塚山ハウンドカムのペットケアマットNEOは比較しやすい2商品です。前者は薄型で通気性を重視した構造、後者は厚みのある高反発タイプという違いがあります。
寝ている時間がかなり長くなった
横になっている時間が長い犬では、体圧分散と通気性、日々の手入れ方法まで確認します。エムールねどっこの3D Fiber 介護用マットは、中材まで水洗いしたい家庭で候補にしやすい一枚です。
自力で姿勢を変えるのが難しい
介助が必要になってきた犬では、体圧分散だけでなく、十分な広さや人が体を支えやすい形状も確認します。PEPPYのアルテア体圧分散マットは厚みのある2層構造、Petio zuttoneは持ち手を使って介助しやすい点が比較ポイントになります。
粗相や尿漏れが増えている
粗相が増えている場合は、カバーだけでなく中材まで洗えるか、防水・撥水で拭き取りやすいかを優先します。エムールねどっこやスリーププラスなどを比較しつつ、寝床全体を守るペットシーツも用意しておくと管理しやすくなります。サイズや吸収量の選び方は「老犬向けペットシーツの選び方」でまとめています。
大型犬
大型犬では、メーカーが示すサイズや対象体格を確認したうえで選びます。縦横の寸法だけでなく、足を伸ばして寝られるか、寝返りする余白があるか、体重を支えたときに床の硬さを感じにくいかも確認してください。表示のない商品を体格だけで「大型犬向け」と判断しないことも大切です。
床ずれ防止・介護マットを選ぶときに確認したい6つのこと
体圧を一か所へ集中させにくい構造か
商品によって、2層構造のウレタンで体を受け止めるもの、立体的な繊維で支えるものなど構造が異なります。メーカーが体圧分散を特徴としている商品でも、寝床だけで床ずれを完全に防げるわけではありません。愛犬の寝姿勢や動ける範囲も合わせて見ます。
高反発・低反発だけで決めない
高反発と低反発のどちらが優れているということではなく、今の動きに合うかが重要です。まだ自分で寝返りや起き上がりをする犬では沈み込みすぎないか、自力で姿勢を変えにくい犬では体の一部に圧が集中しないかを確認します。
素材や反発性の違いを詳しく確認したい場合は「老犬用ベッドの高反発・低反発の選び方」も参考にしてください。
中材まで洗えるか
介護中の使いやすさを左右するポイントです。カバーだけ洗える商品と、中材まで水洗いできる商品では、粗相が中まで染みたときの対応が変わります。粗相が続いている犬では、中材の洗浄方法を購入前に確認しておきましょう。

通気性と乾きやすさを確認する
洗える商品でも、乾かしている間は使えません。商品説明に通気性や水切れ、乾燥方法について案内があるかを確認し、必要であれば洗い替えのカバーや予備の寝床を用意しておくと管理しやすくなります。
防水と丸洗いは別に確認する
防水と書かれていても中材を水洗いできるとは限らず、丸洗いできる商品が防水とも限りません。ホームナースpetのように、水を溜め込まず下へ通す構造の商品もあります。「中へ水を通しにくい」のか「濡れても洗える」のかを分けて確認すると選びやすくなります。
横になった姿勢でサイズを考える
商品外寸だけで決めるのではなく、愛犬が実際に横になった姿勢を基準にします。横向きで足を伸ばしたときに収まるか、寝返りする余白があるか、人が介助するときに手を入れるスペースがあるかまで確認すると選びやすくなります。
普通の老犬用ベッドと介護マットはどう違う?
まだよく動ける犬なら老犬用ベッドも候補
自分でベッドへ出入りし、寝返りや起き上がりもできる犬では、一般的な老犬用ベッドも候補になります。低い入口や囲い、寝姿勢などを含めて比較したい場合は「老犬用ベッドのおすすめ」で詳しく紹介しています。
寝ている時間が長い犬はフラットな介護マットも検討する
横になっている時間が長くなり、人が体の向きを変えたり寝床を清潔にしたりする場面が増えてくると、段差の少ないフラット型が扱いやすいことがあります。体圧分散だけでなく、介助のしやすさや洗える範囲も比較します。
迷ったら「起き上がり」と「横になる時間」で考える
- 起き上がりやすさ・入口・囲いを重視するなら/老犬用ベッド
- 長時間横になる・体圧分散・介助・洗浄を重視するなら/介護マット

マットだけで床ずれ対策を完結させない
同じ姿勢が長く続いていないか見る
体圧分散を考えたマットを使っていても、同じ側を下にした姿勢が長く続いていないかは確認します。寝ている向きや自分で姿勢を変えられているかを普段から見ておくと、変化にも気づきやすくなります。
寝床を濡れたままにしない
尿漏れや粗相、よだれ、嘔吐などで寝床が濡れた場合は、濡れた状態のまま長時間使わせず、商品ごとの方法に沿って清潔に保ちます。カバーやシーツの洗い替えを用意しておくと交換しやすくなります。
赤みや傷があるときは動物病院へ
皮膚が赤くなっている、傷がある、出血やにじみがある、痛がるといった変化がある場合は、寝床の変更だけで様子を見ず、動物病院へ相談してください。床ずれの変化や日常で確認したいポイントは「老犬の床ずれのサインとケア」で詳しくまとめています。
寝床だけでなく、歩行、食事、排泄なども含めて介護用品を見直したい場合は「老犬の介護用品を何から揃えるか」で全体像を確認できます。
老犬用床ずれ防止マットについてよくある質問
床ずれ防止マットを使えば床ずれを防げますか?
マットだけで完全に防げるとは言えません。寝ている姿勢、皮膚の状態、寝床の清潔さ、自分で姿勢を変えられるかなど、複数の要素が関係します。床ずれ防止・介護マットは、寝床環境を整えるための一つの選択肢として考えてください。
高反発と低反発はどちらがいいですか?
どちらか一方がすべての犬に向くわけではありません。まだ自力で寝返りや起き上がりができる犬では沈み込みすぎないか、自力で姿勢を変えにくい犬では体を支える構造が今の状態に合うかを確認します。素材名だけで決めず、愛犬の動きと商品ごとの構造を見て選んでください。
人間用のマットレスで代用できますか?
犬用介護マットと同じように使えるとは限りません。沈み込み方や厚み、乗り降りのしやすさ、滑りにくさ、粗相したときの手入れ方法などが犬の状態に合うかを確認する必要があります。愛犬の動きや介護状況に合わない場合は、犬用の介護マットを選ぶほうが管理しやすいことがあります。
マットの上にペットシーツを敷いてもいいですか?
商品によって推奨される使い方が異なるため、まず使用するマットの商品説明を確認してください。上へシーツを敷くことで通気性や寝心地が変わる場合もあります。ホームナースpetのように、マットの下へシーツを敷く使い方が案内されている商品もあります。しわや滑りが生じないことも確認してください。
床ずれができてからマットを買ってもいいですか?
寝床環境を見直すことは大切ですが、すでに赤みや傷、出血、にじみ、痛みなどがある場合は、マット選びだけで対応しないでください。寝床を整えることと並行して、動物病院へ相談してください。
まとめ
老犬用床ずれ防止マットは、年齢だけで決めるのではなく、今どこまで自分で動けるかを見て選ぶと候補を絞りやすくなります。
自分で寝返りできるか、起き上がれるか、同じ姿勢で寝ている時間が長くないかを確認し、そこへ体圧分散、通気性、中材の洗浄方法、防水・撥水、サイズといった条件を重ねて比較してください。
まだ自分で動ける犬ではホームナースpetやペットケアマットNEO、中材まで洗いたい場合はエムールねどっこ、自力で姿勢を変えにくくなってきた場合はPEPPYのアルテア体圧分散マットやPetio zuttoneなどが比較候補になります。どの商品でも、愛犬の体格や現在の動きに合うことを優先してください。
介護マットは、寝床環境を整えるための一つの選択肢です。愛犬の動きや皮膚の状態を見ながら、無理なく清潔に管理を続けられるものを選びましょう。
中材まで洗いやすいものを選ぶなら
中材まで水洗いできることを重視するなら、エムールねどっこ 3D Fiber 介護用マットが比較しやすい候補です。
自力で姿勢を変えにくくなった犬なら
厚みのある体圧分散マットを探している場合は、PEPPY アルテア体圧分散マットも候補になります。
介助のしやすさも重視するなら
寝返りや移動を人の手で支える場面が増えているなら、持ち手のあるPetio zuttone 老犬介護用 床ずれ予防ベッドも比較してみてください。





