老犬用トイレトレーおすすめ7選の記事アイキャッチ画像。シニア犬と飼い主、低段差・広め・メッシュ付き・壁付きトイレを明るく清潔な室内で描いたデザイン

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老犬用トイレ・トイレトレーおすすめ7選|シニア犬が使いやすい低い・広い商品を比較

若い頃はきちんとできていたのに、最近はトイレの手前で間に合わなかったり、後ろ足だけトレーの外に出ていたりする。段差の前で少しためらう姿を見ると、どこか悪いのかと不安になる飼い主さんも多いと思います。

年を重ねた犬のトイレの失敗は、しつけを忘れたわけでも、わがままになったわけでもありません。足腰の力や感覚が少しずつ変わり、今まで使っていたトレーが体に合わなくなっているだけ、というケースもあります。

叱っても、原因が体の変化にあれば失敗は減りにくいところです。それよりも、またぎやすい高さ、はみ出しにくい広さ、シーツがずれない仕組みなど、今の体に合ったトイレへ替えるほうが、犬にとっても飼い主にとっても負担を軽くしやすくなります。

老犬・シニア犬向けのトイレトレーを7つ取り上げ、足腰の状態や失敗のパターン別に向いているタイプを紹介します。低い・広い・メッシュ付き・壁付きと、悩みごとに合うものは変わります。愛犬の様子に近いところから確認してみてください。

老犬のトイレトレーは「低さ」だけで選ばない

シニア犬のトイレというと、まず思い浮かぶのは「段差のない低いトレー」かもしれません。ただ、低ければどんな子にも合うわけではありません。失敗の出方によって、選びたいタイプは変わってきます。

段差でつまずく犬には低段差・フラットタイプ

入口の縁につまずく、またぐのをためらう、後ろ足を引っかけるといった様子があるなら、段差そのものを減らすのが近道です。マットに近い薄型のシリコーントレーや、高さを抑えた樹脂のフラットトレーが候補になります。

体がはみ出す犬には広めのトレー

トイレには入れているのに、後ろ足だけ外に出る、縁ギリギリでしてしまう。こうした失敗は、段差より「広さ」の問題が関係していることがあります。今より一回り広いワイドやXLを選ぶと、体の位置を整えやすくなります。

シーツをずらす犬にはメッシュ付き

シーツを掘る、噛む、足でずらして下がめくれてしまう。そんな子には、シーツの上に網がかぶさるメッシュ付きが向いています。シーツが固定されるので、いたずらや位置ずれによる汚れを抑えやすくなります。

男の子の足上げには壁付きタイプ

足を上げておしっこをする男の子や、飛び散りで壁や床が汚れやすい場合は、三方に壁のある壁付きタイプが役立ちます。ただし壁付きは入口に高さが出やすいので、足腰の弱った子では段差とのバランスも見ておきたいところです。

老犬のトイレ失敗パターンに合わせて低段差・広め・メッシュ付き・壁付きトレーを選ぶ図解
老犬用トイレトレーは、段差・はみ出し・シーツずれ・飛び散りなど、困っている場面に合わせて選びます。

老犬用トイレトレーの選び方

商品を見る前に、シニア犬のトイレで見ておきたい点を5つに分けて紹介します。すべてを満たす1台を探すより、愛犬がいちばん困っている部分から優先すると選びやすくなります。

またぎやすい高さか

入口の段差は、数ミリの薄型から4〜5cm前後のものまで幅があります。数字だけで決めるより、いつもの足の上がり方やふらつき具合と照らし合わせるのが確実です。段差を前にためらう子なら、低いタイプのほうが入りやすくなります。後ろ足のふらつきが気になる場合は、老犬の後ろ足が弱ったときのケアもあわせて見ておくと、トイレ以外の環境調整にも役立ちます。

体がはみ出しにくい広さか

今のシートサイズで縁からはみ出すなら、ひと回り広いトレーが候補です。排泄前に向きを変える犬もいるため、回れるだけの余裕があると、体の位置が整いやすくなります。胴が長い子や大型犬は、ワイドでは足りずXLがちょうどよいこともあります。

シートを固定できるか

シーツを掘る・噛む・ずらす子には、メッシュや固定枠があるタイプが安心です。網が押さえてくれる分、シーツがめくれて床が濡れる失敗を防ぎやすくなります。いたずらが落ち着けばメッシュを外して使える商品も多く、状態に合わせて切り替えられます。

洗いやすい構造か

介護期は掃除の回数が増えます。パーツが少ない、丸洗いできる、メッシュが外しやすいといった手入れのしやすさは、毎日続けるほど効いてきます。溝が多い形は汚れが溜まりやすいので、洗う手間も含めて選ぶと長く使えます。

置く場所に合うか

寝床のそば、廊下、サークルの中、壁際など、置く場所によって向くトレーは変わります。寝床近くなら軽くて低いもの、壁際なら壁付き、といった具合です。トイレ周りで足が滑って踏ん張れない様子があれば、トレーだけでなく足元も見直したいところ。床の滑りが気になるときは、老犬用滑り止めマットの選び方が参考になります。

老犬用トイレトレーを選ぶときの高さ・広さ・固定・洗いやすさ・置き場所のチェックポイント
老犬用トイレトレーは、またぎやすさだけでなく、広さや洗いやすさ、置く場所との相性も見て選びます。

老犬用トイレ・トイレトレーおすすめ7商品の比較表

7商品のタイプとサイズ、段差、メッシュの有無を一覧にしました。価格や仕様は販売時期で変わるため、購入時は商品ページもあわせて見ておくと安心です。

商品名 タイプ サイズ目安 段差・入口高さ メッシュ 向いている犬
HARIO INK シリコーントイレトレー シリコーンマット型 約60×45cm 約5mm(ほぼ段差なし) なし(四隅ストッパーで固定) 段差でつまずく子・寝床近くにも置きたい子
リッチェル お掃除簡単フラットトレー ワイド 樹脂・超薄型フラット 約63×48cm 高さ約1.9cm あり(取り外し可) 段差を抑えつつしっかりした樹脂トレーがよい子
アイリスオーヤマ フチもれしにくいトレーニングペットトレー FTT-635 樹脂・フチ立ち上がり 約63×49cm 高さ約3.5cm あり(スノコ付き) 定番でシートを固定したい・価格も抑えたい家庭
ボンビアルコン しつけるトレーメッシュプラス M 樹脂・枠+メッシュ 約63×48cm 高さ約4cm あり(取り外し可) シーツを噛む・掘る子
リッチェル お掃除簡単ステップトレー ワイド 樹脂・メッシュ2Way 約64×48cm 本体高さ約4.9cm/入口高さ約3.5cm あり(外してシーツトレーにも) メッシュ付きで掃除のしやすさも欲しい子
ボンビアルコン しつけるトレー メッシュタイプ XL 樹脂・大型フラット 約94×64cm 高さ約4.4cm あり(上下2重構造) 大型犬・胴長の子・後ろ足が外に出やすい子
リッチェル お掃除簡単ステップ壁付トイレ ワイド 樹脂・3面壁付き 約65×47cm(壁高約19cm) 入口高さ約4.3cm あり(取り外し可) 男の子の足上げ・飛び散りが気になる家庭

老犬用トイレ・トイレトレーおすすめ7選

ここからは7商品を1つずつ紹介します。特徴と、老犬に向いている理由、注意しておきたい点をまとめました。仕様は記事作成時点で確認できた範囲です。サイズや型番は購入時の商品ページでも確かめてください。

HARIO INK シリコーントイレトレー

HARIO INK シリコーントイレトレーの商品画像
HARIO INK シリコーントイレトレー(出典:HARIO NETSHOP

段差が約5mmしかない、マットに近いシリコーン製のトレーです。トレーというより敷くタイプに近く、足腰が弱ってきた子でもつまずかずに乗り降りしやすいのが特徴です。四隅のギザギザストッパーでシーツを挟んで固定でき、ワイドシーツがそのまま収まります。

やわらかい素材なので折りたたんで丸洗いでき、洗面台でも扱いやすい形です。寝床のすぐそばに置いても違和感が少なく、夜間や介護中のトイレとしても使いやすいタイプといえます。硬いトレーを嫌がる子にも試しやすいでしょう。

  • 向いている場面:段差でつまずく、硬いトレーを嫌がる、寝床近くにも置きたい
  • 慎重に選びたい場面:シーツを掘る・噛む子(メッシュがないため)
  • 購入前に見る点:サイズと、壁に立てかける使い方には別売パーツが必要な点

リッチェル お掃除簡単フラットトレー ワイド

リッチェル お掃除簡単フラットトレー ワイドの商品画像
リッチェル お掃除簡単フラットトレー ワイド(出典:リッチェル公式ウェブショップ

高さ約1.9cmの超薄型ながら、しっかりした樹脂でできたフラットトレーです。シリコーンほどやわらかくない、形のある低段差トレーが欲しい人に向きます。フレーム一体型のメッシュが付いていて、シーツのかみちぎりやずれも抑えられます。

プラスチック製で水洗いしやすく、コーナーに汚れが溜まりにくい形です。ゴム脚付きで床の上でずれにくいのも、毎日の使い勝手を助けてくれます。出入りのしやすさと掃除のしやすさを両立させたい家庭の定番になりやすいトレーです。

ひとつ気をつけたいのは、囲いが低いフラットタイプなので、端で用を足す子や足を上げる子だと外への漏れ対策が別に要ることです。男の子の飛び散りが強い場合は、後で紹介する壁付きタイプのほうが合うこともあります。

  • 向いている場面:段差を抑えたい、掘り対策のメッシュも欲しい、洗いやすさ重視
  • 慎重に選びたい場面:足を上げる子・端でしてしまう子(囲いが低い)
  • 購入前に見る点:体重目安(約12kg以下)と設置スペース

アイリスオーヤマ フチもれしにくいトレーニングペットトレー FTT-635

アイリスオーヤマ フチもれしにくいトレーニングペットトレー FTT-635の商品画像
フチもれしにくいトレーニングペットトレー FTT-635(出典:アイリスオーヤマ公式通販アイリスプラザ

ワイドシーツに対応した、入手しやすい定番トレーです。シーツの縁が立ち上がる構造で、おしっこがシーツの裏へ回り込むのを抑えます。四隅のスリットでシーツをしっかり固定でき、メッシュスノコも付いているので、ずれやいたずらの両方に対応しやすい作りです。

カバーを開いたまま固定できて、片手でシーツを替えられるのも日々の掃除では助かります。価格と使いやすさのバランスがよく、最初の1台として選びやすいトレーです。取り扱い店舗が多く、買い替えや買い足しがしやすいのも利点でしょう。

入口の高さは約3.5cmで、超薄型よりは段差があります。足腰がかなり弱っている子には、HARIOやリッチェルのフラットタイプのほうがまたぎやすい場合があります。今の足の上がり方を思い浮かべて選ぶとよいでしょう。

  • 向いている場面:定番から選びたい、シートを固定したい、コスパ重視
  • 慎重に選びたい場面:段差を最優先にしたい子(入口約3.5cm)
  • 購入前に見る点:ワイドシーツ対応サイズと、色・型番の違い

ボンビアルコン しつけるトレーメッシュプラス M

ボンビアルコン しつけるトレーメッシュプラス Mの商品画像
ボンビアルコン しつけるトレーメッシュプラス M(出典:ボンビアルコン公式オンラインショップ

枠とメッシュが分かれた構造で、シーツのいたずら対策に強いトレーです。シーツを噛む・掘る・引っ張るといった癖がある子に向いています。いたずらが落ち着けばメッシュを外して普通のトレーとしても使えます。

上部フレームは左右どちらからでも開けられるロック式で、シーツの取り替えがしやすい作りです。枠に厚みがあり縁が高めなので、端でしても外にこぼれにくいという声もあります。丸ごと分解して洗えるので、汚れやすい介護期でも清潔を保ちやすいでしょう。

一方で、枠が厚いぶん内側の実スペースはサイズの見た目より少し狭く感じることがあります。メッシュを洗う手間もかかるため、掃除の負担と、いたずら防止の効果を天秤にかけて選ぶとよいところです。

  • 向いている場面:シーツを噛む・掘る、シートがずれて失敗する
  • 慎重に選びたい場面:段差や足裏のメッシュの感触を嫌がる子
  • 購入前に見る点:メッシュ掃除の手間と、内側の実際の広さ

リッチェル お掃除簡単ステップトレー ワイド

リッチェル お掃除簡単ステップトレー ワイドの商品画像
リッチェル お掃除簡単ステップトレー ワイド(出典:リッチェル公式サイト

メッシュ付きで、掃除のしやすさにも配慮された定番トレーです。メッシュを外せばシーツトレーとしても使える2Way仕様で、いたずら防止と普段使いを1台で切り替えられます。ワイドシーツに対応し、コーナーに汚れが溜まりにくい形になっています。

メッシュのしっかりした固定と、洗いやすさの両方を求める家庭に合います。ゴム脚付きで床の上でも動きにくく、勢いよく乗る子でもトレーごとずれにくいのは安心材料です。

フラットタイプに比べると入口に高さがあります。段差でつまずく心配がある子には、より低いトレーのほうが向く場合があるので、足の上がり具合を見て選んでください。

  • 向いている場面:メッシュ付きが欲しい、掃除のしやすさも重視したい
  • 慎重に選びたい場面:段差を最小限にしたい足腰の弱い子
  • 購入前に見る点:入口の高さと、レギュラー/ワイドのサイズ違い

ボンビアルコン しつけるトレー メッシュタイプ XL

ボンビアルコン しつけるトレー メッシュタイプ XLの商品画像
ボンビアルコン しつけるトレー メッシュタイプ XL(出典:ボンビアルコン公式オンラインショップ

幅約94cmと、ワイドでは狭いと感じる子に向いた大型のトレーです。スーパーワイドシーツ1枚、またはワイドシーツ2枚を敷いて使えます。メッシュカバーと本体の上下2重構造で、シーツのいたずらを防ぎつつ、広さもしっかり確保できます。

後ろ足が外に出てはみ出す子や、大型犬・胴長の子に向いています。回れるスペースが広いので、向きを変えてから排泄する犬でも位置を整えやすくなります。サークルの底トレーとして使える点も便利です。

大きいぶん設置場所と、洗って干すスペースが必要です。大型商品として送料が別扱いになることもあるので、届いてから置き場所に困らないよう、寸法と保管場所を先に見ておくと安心です。サイズ違いや型番違いも混ざりやすいため、購入時の商品ページでの確認をおすすめします。

  • 向いている場面:大型犬・胴長、後ろ足が外に出る、ワイドでは狭い
  • 慎重に選びたい場面:設置スペースや洗い場が限られる家庭
  • 購入前に見る点:本体サイズ・保管場所と、対応シーツ枚数

リッチェル お掃除簡単ステップ壁付トイレ ワイド

リッチェル お掃除簡単ステップ壁付トイレ ワイドの商品画像
リッチェル お掃除簡単ステップ壁付トイレ ワイド(出典:リッチェル公式サイト

三方が壁になった壁付きタイプで、足上げや飛び散りの対策に向いています。奥と左右の壁が同じ高さなので、足を上げてもおしっこが外へ飛びにくく、床や壁の汚れを抑えられます。枠外に足が出にくい構造なので、トイレ周りの汚れを抑えたい場合にも候補になります。

メッシュ付きでシーツのいたずらにも対応し、必要なくなれば外して使えます。壁付き枠にメッシュを付けたまま外せるので、シーツ交換もしやすい作りです。男の子の飛び散りや、囲いのある広さで落ち着いてほしい子に合います。

入口には約4.3cmの高さがあります。足腰がかなり弱っている子には、低段差タイプを優先したほうがよい場合もあるので、またぎやすさと飛び散り対策のどちらを優先するかで選んでください。中で回れる広さがあるかも見ておくと安心です。

  • 向いている場面:男の子の足上げ、飛び散りや漏れで壁・床が汚れる
  • 慎重に選びたい場面:段差をまたぎにくい足腰の弱った子
  • 購入前に見る点:入口高さと、中で回れる広さ・体重目安(約12kg以下)

悩み別に選ぶならどれ?

7つ並ぶと迷いやすいので、よくある悩みごとに候補を絞りました。愛犬の失敗の出方に近いところを見てみてください。

老犬の段差・はみ出し・シーツずれ・飛び散りの悩み別にトイレトレーを選ぶ図
段差、はみ出し、シーツずれ、飛び散りなど、悩みの出方によって選びやすいトイレトレーは変わります。

段差でつまずきやすいなら

入口の縁にひっかかる、またぐのをためらう子には、段差の少ないタイプが第一候補です。ほぼ段差のないHARIO INK シリコーントイレトレーか、超薄型で樹脂のしっかり感もあるリッチェル お掃除簡単フラットトレー ワイドが使いやすいでしょう。硬さの好みで選び分けると合わせやすくなります。

トイレからはみ出すなら

後ろ足が外に出る、縁ギリギリでしてしまう子は、広さで対応できることがあります。ワイドのリッチェル お掃除簡単フラットトレー ワイド、それでも狭い大型犬や胴長の子にはボンビアルコン しつけるトレー メッシュタイプ XLが候補です。トレーの外側にペットシーツを敷いておくと、少しの漏れも受け止めやすくなります。敷き方は、老犬用ペットシーツ・防水シーツの選び方が参考になります。

シートを掘る・ずらすなら

シーツを噛む・掘る・足でずらす子には、網でシーツを押さえるメッシュ付きが向きます。ボンビアルコン しつけるトレーメッシュプラス Mリッチェル お掃除簡単ステップトレー ワイド、定番でコスパのよいアイリスオーヤマ FTT-635が候補です。掃除の手間と固定力のどちらを重く見るかで選び分けられます。

男の子の飛び散りなら

足を上げておしっこをする男の子や、周囲の飛び散りが気になる場合は、三方壁のリッチェル お掃除簡単ステップ壁付トイレ ワイドが向いています。入口に段差が出るので、足腰の弱い子では低段差タイプとのバランスも見ておきたいところです。

大型犬や胴長の犬なら

体が大きい子や胴の長い子は、ワイドでは足りないことがあります。広さのあるボンビアルコン しつけるトレー メッシュタイプ XLが第一候補です。設置スペースに余裕があれば、広めのトレーの下や周囲に防水シーツを組み合わせると、床の保護と掃除の両方が楽になります。

トイレトレーだけで失敗が減らないときの工夫

トレーを替えても失敗が残るときは、周りの環境にも目を向けると変わることがあります。トイレそのものより、そこへ向かうまでや足元に理由が隠れている場合があるからです。

老犬が使いやすいように低いトイレトレー、ペットシーツ、滑り止めマットを整えた室内
トイレトレーだけでなく、周囲のシーツや滑り止め、寝床との距離も整えると、老犬が使いやすい環境に近づきます。

トレーの外側にもペットシーツを敷く

縁ギリギリで少し外れる、着地の瞬間にこぼれる。そんなときは、トレーの周りにもう一枚シーツや防水シーツを敷いておくと、床が濡れずに済みます。寝床のそばを守りたいときにも役立ちます。

寝床の近くにトイレを増やす

間に合わずに手前で失敗する場合、トイレまでの距離が遠すぎることがあります。寝床の近くにもう1か所トイレを置くと、移動が短くなって間に合いやすくなります。夜に歩き回ったり、トイレの場所が分からなくなったりする様子があるときは、老犬の認知症による行動変化への対応もあわせて見ておくと落ち着いて対応できます。

床が滑る場合はマットも見直す

フローリングで後ろ足が滑ると、踏ん張りがきかず姿勢が崩れて、失敗につながることもあります。トイレの前後に滑り止めを敷くと、体を支えやすくなる場合があります。足元をどう整えるかは、前の章で触れた滑り止めマットの記事も役に立ちます。

おむつや防水シーツと併用する

夜間や留守中など、どうしても間に合わない時間帯には、おむつを補助的に使う方法もあります。ずっと着けるのではなく、必要な場面だけ使うと負担が少なくて済みます。使い方や選び方は、老犬用おむつの選び方にまとめています。

急にトイレ失敗が増えたときは用品だけで済ませない

少しずつの変化でも、加齢だけでなく体調や足腰、認知機能の変化が関係していることがあります。急に失敗が増えた場合や、尿の量・色・様子に変化がある場合は、体の中で何か変わっているサインかもしれません。

注意ポイント

急にトイレ失敗が増えた、尿の量や色が変わった、痛がる様子がある、元気や食欲にも変化がある場合は、早めに動物病院へ相談してください。

次のような変化が重なるときは、トイレ用品だけで様子を見ずに受診を考えたいところです。

  • 急に失敗が増えた
  • 尿の量が増えた
  • 血尿がある
  • 排尿のときに痛がる
  • 元気や食欲が落ちた
  • 立てない、ふらつきが急に悪化した
  • 水を飲む量が大きく変わった

失敗が増えた背景や、受診を考える目安をもう少し詳しく知りたいときは、老犬のトイレ失敗が増えた原因と受診目安を読んでおくと、環境を整えるべきか病院へ相談すべきかの見当がつきやすくなります。

老犬用トイレ・トイレトレーに関するよくある質問

老犬にはどんなトイレトレーが向いていますか?

低段差で広め、洗いやすいものが基本の候補です。ただし、シーツをずらす子ならメッシュ付き、足を上げる男の子なら壁付きと、失敗の出方によって向くタイプは変わります。まずは愛犬がいちばん困っている点から選ぶと合わせやすくなります。

トイレの手前で失敗する場合は低いトレーがよいですか?

段差が原因なら低段差タイプが助けになります。ただし、トイレまでの距離が遠い、場所が分かりにくい、尿意の変化があるといった要因も関わります。急に手前での失敗が増えたときは、トレーだけでなく体調の変化にも目を向けてください。

メッシュ付きトレーは老犬にも使えますか?

使えます。シーツを掘る・噛む子には便利で、いたずらによる失敗を減らせます。ただし段差や足裏に当たる網の感触を嫌がる子もいるので、乗ったときの様子を見てあげてください。いたずらが落ち着けばメッシュを外して使える商品もあります。

トイレからはみ出す場合はどうすればよいですか?

まずは今より広いトレーを試すのが近道です。後ろ足が外に出るなら、ワイド以上やXLを検討してください。あわせてトレーの外側にシーツを敷いたり、置く位置を壁際に変えたりすると、少しの外れを受け止めやすくなります。

男の子の足上げには壁付きトイレがよいですか?

飛び散り対策としては有力な候補です。三方に壁があると、足を上げても外へこぼれにくくなります。ただし入口に高さが出やすいので、足腰の状態や、中で回れる広さもあわせて見ておくと失敗しにくくなります。

大型犬にはどのトイレトレーがよいですか?

XLや広めのタイプが向いています。回れる広さがあると、体の大きい子でも位置が定まりやすくなります。大きいぶん設置スペースと、洗って乾かす場所も必要になるので、置き場所を先に決めてから選ぶと後で困りません。

トイレトレーを替えても失敗が減らない場合は?

トレー以外に理由があることがあります。トレーの外側にシーツを足す、床の滑りを抑える、寝床との距離を縮めるといった工夫で変わる場合も少なくありません。あわせて、急な失敗や体調の変化がないかも見ておくと安心です。

まとめ

老犬のトイレトレーは、低さだけでなく、広さ・メッシュ・壁付き・洗いやすさで選ぶと、愛犬の失敗に合わせやすくなります。手前で間に合わないなら低段差やフラットタイプ、後ろ足が外に出るなら広め、シーツをずらすならメッシュ付き、男の子の飛び散りなら壁付き、という具合に、悩みごとに向くタイプは変わります。

まず1台選ぶなら、段差の少なさでHARIO INK シリコーントイレトレー、樹脂のしっかり感と低さを両立したリッチェル お掃除簡単フラットトレー ワイド、定番でシート固定とコスパのよいアイリスオーヤマ FTT-635あたりが選びやすいところです。

急に失敗が増えたときや、尿や元気に変化があるときは、用品を替える前に体調の面も見てあげてください。そして何より、失敗は叱って直すものではなく、愛犬の体に合わせて環境を整えていくもの。使いやすいトイレに変えるだけで、お互いの毎日がずいぶん穏やかになります。

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