老犬用おむつおすすめ7選の記事アイキャッチ画像

PR 💡シニア犬の介護・暮らし

老犬用おむつおすすめ7選|シニア犬の介護でずれにくい商品を比較

夜中にふと目を覚ますと、寝床が濡れている。トイレの手前で間に合わず、その場で座り込んでしまう。日中は大丈夫でも、留守番のあいだに床を汚してしまう日が増えてくる。シニア犬と暮らしていると、こうした場面が少しずつ増えることがあります。

叱りたいわけではないのに、毎日の片付けに少し疲れてしまう。そんなときに支えになるのが犬用のおむつです。ただ、いざ選ぼうとすると商品の数が多く、男の子用と男女共用の違いや、紙おむつと洗えるタイプのどちらがいいのか、迷いどころが次々に出てきます。

おむつは吸収量の数字だけで選ぶと、うまくいかないことがあります。性別や体型、歩けるかどうか、尿だけか便も受けたいかによって、合うタイプが変わってくるからです。同じ体重の犬でも、胴の細さやしっぽの位置ひとつでフィット感は違ってきます。

老犬・シニア犬の介護に使いやすいおむつを7商品取り上げ、紙おむつ・腹巻き型・洗えるホルダー式といったタイプの違いや、困っている場面ごとの選び方を目的別に整理しました。愛犬の状態に近いところから読み進めると、合うタイプを絞り込みやすくなります。

老犬と飼い主が室内で穏やかに過ごしているイメージ
老犬のおむつ選びは、今困っている場面に合わせて考えることが大切です。

老犬用おむつは困っている場面から選ぶ

犬用おむつは「人気の商品」から選ぶより、今いちばん困っている場面を起点にしたほうが、愛犬に合うものへたどり着きやすくなります。夜間のモレなのか、トイレまで間に合わないのか、男の子の尿だけなのか。悩みの種類でおすすめのタイプが変わります。

困っている場面 選びやすいタイプ
夜間に寝床が濡れる 長時間タイプの紙おむつ
トイレまで間に合わない 男女共用のパンツ型(おしりを覆うタイプ)
男の子の尿漏れが中心 男の子用の腹巻き型(ベルトタイプ)
痩せて胴回りが変わった テープで調整しやすいタイプ
大型犬で消費量が多い 大型犬対応の紙おむつ、または洗えるホルダー式
長期間使う予定 洗えるパンツ+交換パッド

迷ったときの3タイプ

どこから見ればいいか決めきれないときは、特徴の異なる3タイプから当たりをつけると選びやすくなります。

  • 初めて選ぶなら|ユニ・チャーム マナーウェア 長時間快適オムツ(男女共用の使い捨て。夜間や留守番に合わせやすい定番)
  • 大型犬まで選びたいなら|ペティオ zuttone 介護から生まれた紙おむつ(サイズ展開が広く、大型犬まで対応)
  • 体型に合わせやすいものなら|P.one 男の子&女の子のためのマナーおむつ のび〜るテープ付き(伸びるテープで胴回りを調整しやすい)

この3つはタイプの異なる基準になる商品です。ここから、愛犬の性別や体格、尿だけか便も受けたいかを足がかりに、下の比較表や各商品の説明を見ていくと絞り込みやすくなります。

老犬用おむつ7商品の比較表

7商品をタイプ・性別・サイズ・排泄対応などで並べました。価格は時期や販売店で動くため、金額そのものは各販売ページで見てもらう前提で、選ぶときの目印になる項目をまとめています。

商品名 タイプ 性別 対応サイズ 排尿・排便 向いている場面
マナーウェア 長時間快適オムツ 紙おむつ(使い捨て) 男女共用 S〜大型犬用 尿・便 夜間・留守番・初めての一枚
zuttone 介護から生まれた紙おむつ 紙おむつ(使い捨て) 男女共用 S〜4L 尿・便 毎日の介護・大型犬・まとめ買い
P.one マナーおむつ のび〜るテープ付き 紙おむつ(使い捨て) 男女共用 SSS〜LL 尿・便 胴回りが細い・ずれやすい犬
ピタフィット 女の子用 紙おむつ(使い捨て) 女の子用 XXS〜L 尿・便 女の子の粗相・長時間の吸収
ピタフィット 男の子用 腹巻き型(使い捨て) 男の子用 XS〜L 尿(おしっこ専用) 男の子の尿漏れ対策
zuttone 老犬介護用 おむつパンツK 洗えるホルダー式 男女両用 S〜3L パッド次第(尿中心) 長期間使う・紙おむつ代を抑えたい
P.one マナーホルダー介護用 洗えるホルダー式 男女両用 ウエスト最大約100cmまで パッド次第(尿中心) 大型犬・長期介護

「排尿・便」欄が尿中心のものは、便まで受けたい場合に横やしっぽ穴からこぼれやすくなります。便も受けたい場合は、腰からおしりまでを覆うパンツ型を選ぶと、このあとの各商品を比べやすくなります。

老犬用おむつおすすめ7選

ここからは7商品について、向いている犬と慎重に選びたい犬、サイズで見ておきたい点を添えて紹介します。仕様はメーカーや正規の販売ページを基にしていますが、サイズや入り数は改定されることがあるため、購入前に販売ページの表記もあわせて見てください。

1.ユニ・チャーム マナーウェア 長時間快適オムツ|初めての一枚に選びやすい

ユニ・チャーム マナーウェア 長時間快適オムツの商品画像
商品画像:ユニ・チャーム「マナーウェア 長時間快適オムツ」
出典:ユニ・チャーム公式サイト

使い捨ての男女共用おむつで、犬用おむつを初めて用意する家庭でも扱いやすい定番です。おしりを覆うタイプなので、尿だけでなく便も受けとめやすいのが特徴。最長12時間の吸収をうたっており、夜間や長めの留守番と相性がよい設計です。足回りをすっきりさせた形で、動いても嫌がりにくいよう配慮されています。

サイズ展開があり、小型犬だけでなく体格の大きい犬向けも選べます。どれを選べばいいか決めかねているときの基準になりやすい一枚です。装着時は、商品パッケージの手順に沿ってテープ位置と脚回りのフィットを確認します。

  • 向いている犬:初めておむつを使う犬、夜間や留守番で長時間つけたい犬
  • 慎重に選びたい犬:胴回りがとても細い犬(テープ位置がずれやすい場合がある)
  • サイズで見る点:体重だけでなく胴回りを測り、境目なら装着位置で微調整

2.ペティオ zuttone 介護から生まれた紙おむつ|大型犬まで選びたいとき

ペティオ zuttone 介護から生まれた紙おむつの商品画像
商品画像:ペティオ「zuttone 介護から生まれた紙おむつ」
出典:ペティオ公式サイト

介護向けに作られた使い捨て紙おむつで、サイズがSから4Lまでそろっているのが強みです。超小型犬から大型犬まで同じシリーズで探せるため、多頭飼いや体格の大きい犬の家庭でも選びやすくなっています。サイドギャザーで横モレを抑え、しっぽ穴とウエストの調節テープで付け直しもしやすい作りです。

表面が白いので、尿の色の変化に気づきやすいのも介護では助かる点です。大型犬で消費量が多い家庭や、毎日まとめ買いしたい場合に候補になります。別売りの紙おむつカバーと合わせると、さらにずれにくくできます。

  • 向いている犬:大型犬、毎日おむつが必要な犬、横モレが気になる犬
  • 慎重に選びたい犬:ごく小柄でSサイズでも余る犬(他の小型向けも比較したい)
  • サイズで見る点:腰まわりを測ってサイズ表と照合。腰まわりを測り、購入時点の商品別サイズ表と照らして選ぶ

3.P.one 男の子&女の子のためのマナーおむつ のび〜るテープ付き|体型に合わせやすい

P.one 男の子&女の子のためのマナーおむつ のび〜るテープ付きの商品画像
商品画像:P.one「男の子&女の子のためのマナーおむつ のび〜るテープ付き」
出典:第一衛材公式サイト

男女共用の使い捨ておむつで、伸びるテープが付いているのが名前の由来です。胴回りに合わせてテープをのばして留められるため、体重だけではサイズを決めにくい犬や、痩せて胴が細くなってきた犬でも合わせやすくなっています。国内生産で、尿を吸うと色が変わるお知らせサインも付いています。

おむつがずれやすくて困っている犬や、まず少なめの枚数で試したい場合に向きます。サイズはSSSからLLまで、ウエスト寸法を基準に選ぶ形です。おしりを覆う形状ではないため、量の多い便までしっかり受けたいときは、次に紹介するおしりを覆うタイプも見比べておくと選びやすくなります。

  • 向いている犬:胴回りが細い犬、体重と体型が合いにくい犬、ずれやすい犬
  • 慎重に選びたい犬:量の多い便もしっかり受けたい犬(おしり覆い型が向く場合も)
  • サイズで見る点:体重よりウエスト寸法を優先。実測してからサイズを決める

4.アイリスオーヤマ ピタフィット 女の子用|女の子の粗相に合わせた形

アイリスオーヤマ ピタフィット 女の子用の商品画像
商品画像:アイリスオーヤマ「ピタフィット 女の子用」
出典:アイリスオーヤマ公式サイト

おしりを覆うパンツタイプの女の子用おむつです。脚周りのギャザーとお腹側のポケット構造で、脚とお腹からのモレを抑える設計になっています。12時間吸収をうたい、薄型で服を着せてももたつきにくいのも日常使いで扱いやすい点です。伸縮性のあるシートと幅広テープで、動いてもずれにくいよう工夫されています。

サイズはXXSからLまで。女の子の尿を中心に、便も受けたい場面で使いやすいタイプです。アイリスプラザ公式のほか、Amazonや楽天でも取り扱いがあります。

  • 向いている犬:女の子で、尿も便も受けたい犬、服を着せる機会が多い犬
  • 慎重に選びたい犬:しっぽが太めでしっぽ穴が引っ張られやすい犬は装着感を確認
  • サイズで見る点:胴回りと体重の両方を見る。境目は装着位置で微調整

5.アイリスオーヤマ ピタフィット 男の子用|男の子の尿漏れ対策に

アイリスオーヤマ ピタフィット 男の子用の商品画像
商品画像:アイリスオーヤマ「ピタフィット 男の子用」
出典:アイリスオーヤマ公式サイト

胴回りに巻いて留める腹巻き型(ベルトタイプ)で、男の子のおしっこ専用のおむつです。足を上げさせずに巻けるので着脱がしやすく、足回りに干渉しにくいのが特徴。濡れると色が変わるお知らせサイン付きで、替え時をつかみやすくなっています。

注意ポイント

男の子用の腹巻き型は、主に尿への対策です。便も受けたい場合は、腰からおしりまでを覆うパンツ型のおむつを検討してください。

サイズはXSからLまで。胴まわりと体重の目安が細かく分かれているので、実測してから選ぶとフィットしやすくなります。

  • 向いている犬:男の子で、尿漏れ・マーキング対策が中心の犬
  • 慎重に選びたい犬:便も受けたい犬(単体では対応しにくい)
  • サイズで見る点:胴まわりを実測。XSは胴15〜30cm、Lは50〜63cmが目安

脚を上げる姿勢がつらく、排泄のときにふらついてしまう犬には、おむつと合わせて体を支える道具も助けになります。立たせ方や支え方が気になる場合は、「老犬の介護ハーネスの選び方とおすすめ」も参考になります。

6.ペティオ 老犬介護用 おむつパンツK|洗って使えるホルダー式

ペティオ zuttone 老犬介護用 おむつパンツKの商品画像
商品画像:ペティオ「zuttone 老犬介護用 おむつパンツK」
出典:ペティオ公式サイト

コットン素材で洗って繰り返し使えるホルダー(パンツ)です。中に専用の交換パッドをセットして使う仕組みで、パッドだけをこまめに替えれば、紙おむつを1枚ずつ消費するより費用を抑えやすくなります。パンツが脱げるのを防ぐサスペンダー付き、サイドの面ファスナーで着脱しやすく、しっぽ穴にはモレを防ぐ調節機能が付いています。

長期間の介護で、洗い替えを用意しながら使いたい家庭に向いています。サイズはSから3Lまで。洗い替え用に2枚以上そろえておくと、乾かしている間も切らさずに使えます。

  • 向いている犬:長期間使う犬、紙おむつ代を抑えたい家庭
  • 慎重に選びたい犬:洗濯や付け替えの手間を増やしたくない場合
  • サイズで見る点:腰まわりと後足まわりを実測。洗い替えの枚数も合わせて用意

専用交換品|ペティオ 老犬介護用 おむつパッドK

おむつパンツKの中にセットして使う専用の交換パッドです。高性能ポリマーが尿を吸収し、表面が白いため尿の色も確認しやすくなっています。単体で紙おむつの代わりに使う商品ではありません。パンツと同じサイズ帯を選び、内容量は購入時点の販売ページで確認してください。

7.P.one マナーホルダー介護用|大型犬・長期介護向けのホルダー式

大型犬や長期的な介護で使いやすい、P.one マナーホルダー介護用

男女両用の洗えるホルダーで、立ったまま手足を上げずにマジックテープで留められるのが介護で助かる点です。全面が伸縮するマジックテープになっているため、体型に合わせて留め位置を細かく調整できます。ウエストは伸ばして最大約100cmまで対応し、大型犬でも使いやすい設計です。中に専用のマナーパッドをセットして使います。

紙おむつがずれやすい大型犬や、長期の介護でパッド交換で費用を抑えたい家庭の候補になります。専用パッドは別売りで、寝て過ごす時間が長い犬では体を持ち上げる回数を減らせる着け方が向いています。

  • 向いている犬:大型犬、紙おむつがずれやすい犬、長期介護の犬
  • 慎重に選びたい犬:小柄でウエストが余る犬(小型向けホルダーも比較したい)
  • サイズで見る点:ウエストを実測。専用パッドを別に用意する

後ろ足が踏ん張れず、排泄の姿勢を保ちにくくなってきた犬には、おむつと合わせて体を支える工夫も役立ちます。歩行や立ち上がりの変化が気になる場合は、「老犬の後ろ足が弱ってきたときの原因とケア」もあわせて読んでみてください。

老犬用おむつの選び方

商品を絞り込む前に、選ぶときの軸を4つ押さえておくと迷いが減ります。排泄の内容、体の測り方、動けるかどうか、そして毎日の費用です。

老犬用おむつのタイプの違いを比較した図解
男女共用パンツ型・男の子用腹巻き型・ホルダー式では、向いている場面が異なります。

排尿だけか、便も受けたいかでタイプを選ぶ

いちばん最初の分かれ道は、尿だけを受けたいのか、便まで受けたいのかです。ここを取り違えると、吸収量が足りていてもモレてしまいます。

  • 尿も便も受けたい:おしりを覆う男女共用のパンツ型
  • 男の子の尿が中心:胴に巻く腹巻き型(ベルトタイプ)
  • 長く使ってコストを抑えたい:洗えるホルダー式+交換パッド
  • ホルダーの中身:交換用パッド(単独では使わない)

腹巻き型は尿に向く形なので、便が多い犬に使うとしっぽ側からこぼれやすくなります。便まで受けたいなら、おしりを包む形を軸に考えると失敗が減ります。

体重だけでなく胴回りを測る

おむつのサイズ表には体重の目安が書かれていますが、体重が同じでも体型は犬ごとに違います。痩せてきた老犬は特に、体重の数字より実際の寸法が頼りになります。次の場所をやわらかいメジャーで測っておくと、サイズ選びの精度が上がります。

老犬用おむつのサイズを選ぶための測定ポイント図解
おむつのサイズは、体重だけでなく胴回りや脚回りも確認すると選びやすくなります。
  • 胴回り(おむつが当たる胴の一番太い部分)
  • 腰回り(腰骨のあたり)
  • 脚の付け根まわり(脚回り)
  • しっぽの位置と太さ(しっぽ穴に関わる)

サイズが境目にかかったときは、大きすぎると脚回りに隙間ができ、小さすぎると締めつけになります。テープで調整できるタイプなら、境目でも合わせやすくなります。

歩ける犬と寝て過ごす犬では確認点が違う

同じおむつでも、まだ歩ける犬と、寝て過ごす時間が長い犬とでは、見ておきたい点が変わります。

歩ける犬では、動いてずり下がらないか、脚の付け根が擦れないか、しっぽ穴が引っ張られて嫌がっていないかを見ます。歩幅を妨げると散歩やトイレへの移動をいやがることもあるので、動きやすさが大切です。

寝て過ごす時間が長い犬では、腰や脚の付け根に一点だけ圧がかかっていないか、濡れた面がずっと肌に触れていないか、寝返りでテープがずれていないかを見ます。同じ姿勢が続くほど、圧と湿りが皮膚の負担になりやすいため、こまめな入れ替えが役立ちます。

夜間・留守番・短時間で吸収量を考える

長時間タイプは吸収量に余裕がありますが、「長時間用だから替えなくていい」という意味ではありません。尿を含んだ面が肌に触れ続ければ、蒸れや擦れの原因になります。夜通しや長い留守番では長時間タイプを、日中で目が届くときは短時間用を、と場面で使い分けると無駄が出にくくなります。

日中は自分でトイレに行ける場合は、おむつだけでなく、老犬が使いやすいトイレトレーを見直す方法もあります。

毎日使うなら交換方法と費用も見る

おむつは毎日の消耗品なので、1回あたりの手間と費用も選ぶうえで無視できません。使い捨ての紙おむつは扱いが楽で、大容量パックにすると1枚あたりを抑えやすくなります。洗えるホルダー式は最初にホルダー代がかかりますが、中のパッドだけを替えていく形なので、長く使うほど紙おむつより費用を抑えやすい傾向があります。

介護がどのくらい続きそうかで、向いている方向は変わります。短期なら使い捨て、長期なら洗えるホルダー式、というのが一つの目安です。価格は販売店や時期で動くため、購入時は各ページに表示された金額とパック内容を基準にしてください。

男の子用と女の子用は何が違う?

犬用おむつには男の子用・女の子用・男女共用があり、名前だけで選ぶと用途が合わないことがあります。形と受けられる排泄物の違いを知っておくと、間違いが減ります。

男の子用の腹巻き型

胴に巻いて陰部を覆う形で、受けられるのは主に尿です。着脱が簡単で足回りに干渉しにくい反面、便には向きません。マーキングや軽い尿漏れが中心の男の子に合うタイプです。

男女共用のパンツ型

腰からおしりまでを包む形で、尿と便の両方を受けとめやすいのが特徴です。しっぽ穴にしっぽを通して履かせます。トイレまで間に合わない、便のモレも防ぎたいという場面では、この形が中心になります。

女の子用

女の子の尿の位置に合わせて吸収体が配置された商品です。おしりを覆う形のものが多く、尿とあわせて便も受けやすくなっています。粗相への対策として使われます。

選ぶときは商品名の印象だけで決めず、パッケージに書かれた対象の性別と、尿専用か便も対応かという用途を見てください。同じメーカーでも、男の子用と女の子用で形がまったく違います。

おむつがずれる・漏れるときの確認点

ずれたりモレたりすると、つい別の商品に替えたくなるものです。ただ、サイズや装着位置を見直すことで改善する場合もあります。買い替える前に、次の点を一つずつ確認してみましょう。

老犬用おむつのずれや漏れ、肌トラブルの確認ポイント図解
ずれや漏れが気になるときは、サイズだけでなく装着位置や皮膚の状態も確認します。

胴回りが大きすぎないか

ゆるいとおむつ全体がずり下がり、モレの入り口になります。テープが食い込まず、歩いたときにずり下がらない程度に調整します。装着後は脚回りや胴回りに強い圧がかかっていないか確認してください。

脚回りに隙間がないか

脚の付け根にできた隙間は、横モレの主な通り道です。ギャザー(ひだ)がつぶれて内側に入り込んでいないか、外側にきちんと立っているかを見てください。ギャザーを軽く立ててあげるだけでモレが止まることがあります。

しっぽ穴が大きすぎないか

しっぽ穴に余りがあると、便や尿がそこからこぼれます。しっぽの太さに対して穴が大きすぎないか、逆にきつく引っ張っていないかを見ます。調節機能のあるタイプなら、しっぽ穴の余りを詰めてモレを抑えられます。

装着位置が低くなっていないか

おむつが本来より下がった位置に付いていると、吸収体が排泄の位置とずれてモレます。背中側でしっかり留め、腰の高さに合わせて履かせ直すと改善することがあります。

体型が変わっていないか

老犬は数か月で痩せたり、逆に運動量が落ちて胴回りが変わったりします。以前ちょうどよかったサイズが、今は合っていないことも珍しくありません。モレが増えたら、もう一度実測してサイズを見直すきっかけになります。

カバーやサスペンダーを検討する

サイズも装着位置も見直したうえでまだずれる場合は、おむつカバーやサスペンダー付きのホルダーを足すと安定します。ずれを止めたい一心できつく締めつけるのは避けてください。血流や呼吸の妨げになり、犬が嫌がる原因にもなります。固定ではなく、フィットと位置合わせで対処するのが基本です。

交換頻度と皮膚を清潔に保つポイント

おむつを使い始めると、皮膚のトラブルが新しい悩みになりがちです。吸収量に余裕があっても、濡れた面が肌に触れ続ければ、かぶれや蒸れにつながります。

排泄後は吸収量が残っていても確認する

まだ吸える状態でも、便が出ていたり尿でしっとりしていたりすれば替えどきです。目安の時間だけで判断せず、排泄に気づいたタイミングで中を見てあげると、肌が濡れっぱなしになりにくくなります。

赤み・蒸れ・擦れを見る

おむつが当たる内もも、脚の付け根、陰部の周りは赤みが出やすい場所です。皮膚が赤い、じくじくしている、においが変わったといった様子があれば、交換の間隔を短くし、当たり方を見直します。

濡れた被毛をそのままにしない

交換のときに、濡れた被毛や皮膚をやさしく拭き、乾かしてから新しいおむつを付けると、蒸れを抑えられます。ペット用のウェットティッシュや、ぬるま湯で湿らせた布があると扱いやすくなります。ごしごし擦らず、押さえるように水分を取るのがコツです。

寝床や防水シーツも一緒に整える

寝て過ごす時間が長い犬では、おむつだけでなく寝床の清潔さも肌の状態に関わります。防水シーツや洗える寝具を組み合わせておくと、モレたときの片付けも楽になります。皮膚の赤みや床ずれが気になり始めたら、「老犬の床ずれ予防と寝床の整え方」で寝床側の工夫を確認してみてください。

おむつからの漏れや寝床の汚れに備える場合は、老犬用ペットシーツ・防水シーツの選び方も参考になります。

おむつを使う前に確認したい変化

おむつは片付けの負担を軽くしてくれますが、トイレの失敗の裏に体調の変化が隠れていることもあります。次のような様子があるときは、おむつで対処する前に、動物病院へ相談したほうが落ち着いて対応できます。

早めに相談したい変化

  • 急にトイレの失敗が増えた
  • 尿の量が急に増えた
  • 血尿が出ている
  • 排尿しづらそうにしている
  • 元気や食欲にも変化がある
  • 急に立てなくなった
  • 排泄のあとに痛がる

こうした変化が重なるほど、様子見より受診を優先したい状態です。トイレの失敗が増えた背景や、原因ごとの見分け方は「老犬のトイレ失敗が増えたときの原因と対策」で扱っています。尿の量そのものが気になるときは「老犬の水を飲む量が増えた・減ったときの見方」も手がかりになります。

老犬用おむつに関するよくある質問

老犬のおむつはいつから使いますか?

決まった年齢はありません。トイレまで間に合わない、寝ている間に粗相をするといった場面が増え、片付けの負担が重くなってきたときが一つの目安です。日中は自分でトイレへ行けるなら、夜間や留守番だけ使う方法もあります。

犬用おむつは何時間ごとに交換しますか?

時間だけで一律に決めず、排泄に気づいたときや、内側が湿っているときに交換します。長時間タイプでも、便が出たあとや尿で濡れたあとは早めに替え、皮膚の赤みや蒸れも確認してください。

男の子用おむつで便も受けられますか?

胴に巻く腹巻き型は主に尿への対策で、便には向きません。便も受けたい場合は、腰からおしりまでを覆うパンツ型を検討します。

サイズの境目で迷ったら大きい方がよいですか?

一概には言えません。大きすぎると脚回りに隙間ができ、小さすぎると締め付けにつながります。胴回りを実測し、商品ごとのサイズ表と照らしながら、テープの調整幅も確認して選びます。

人用の尿取りパッドを使ってもよいですか?

犬はしっぽがあり、体型や動き方も人とは異なります。ホルダー式を使う場合は、メーカーが対応を案内している犬用パッドや専用パッドを選ぶほうが、装着方法を判断しやすくなります。

おむつを嫌がるときはどうしますか?

いきなり長時間着けず、室内で短い時間から試します。強く嫌がる場合は、締め付け、脚回りの擦れ、しっぽ穴の位置などを見直してください。装着を調整しても嫌がるときは、無理に使い続けず、形や素材の異なるタイプも検討します。

まとめ

犬用おむつは、人気順で選ぶより、今困っている場面から入るとうまくいきます。選ぶときの軸は、排泄の内容(尿だけか便もか)、性別、体型、犬の大きさ、使う時間、そして介護がどのくらい続きそうかの6つ。この順に当てはめていくと、7商品のどれが近いかが見えてきます。

ずれやモレが出たときは、商品を替える前にサイズと装着位置を見直すと、改善につながることがあります。おむつはトイレの失敗そのものを解決する道具ではなく、体調の変化が隠れていることもあるので、急な粗相や血尿、立てないといった様子があるときは受診を先に考えてください。

迷ったときは、特徴の異なる3タイプから当たりをつけると選びやすくなります。

初めて選ぶなら|マナーウェア 長時間快適オムツ

大型犬まで選びたいなら|zuttone 介護から生まれた紙おむつ

体型に合わせやすいものなら|P.one のび〜るテープ付き

おむつは、愛犬の負担を減らしながら毎日を続けやすくするための道具です。今の体型と排泄の様子に合わせて選び直しながら、無理のない介護の形を探してみてください。

-💡シニア犬の介護・暮らし
-